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モシのセットン模様コースター(2枚組)

販売価格 1,400円(税込1,540円)
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ポジャギの定番布「モシ」。モシの魅力は光をやさしく包むような透明感と、風を呼びこむような空気感だと思います。その上、ひんやりとした手触り。実はモシは古くから韓国の夏の衣装には欠かせない素材なのです。白のモシで仕立てた羽衣のようなチマチョゴリに韓国の女性なら誰でも一度は憧れを抱きます。
モシのふるさとといわれる、韓国西海岸側の小さな村「ハンサン(韓山)」を訪ね、モシが織りあがるまでの工程を見学したことがあります。人の背丈以上ある苧麻の畑では茎から外皮をむき取り、中の内皮(青苧)を取り出して干します。次は糸を績む工程ですが、黙々と青苧の干したものを口に運び、舌と歯で細く細く裂いていく村のおばあさん。甘い唾液の匂いがする白い糸が少しずつたらいの中にたまっていきます。1反分の糸を裂くのに50日以上かかることもあるといいます。それから、糸をのべ、のりづけ、緯糸の準備を経て、ようやく機織りにかかったら、乾燥を防ぐ細心の注意を払いながら、ひと織り、ひと織りと手織りされて、モシが生まれます。モシが持つ繊細さ、力強さは気が遠くなるような手仕事の賜物だったのですね。
モシでコースターを作って見ました。「セットン」というのは韓国伝統のストライプ模様で、縁起が良いとされます。ポジャギでもっとも頻繁に使う縫い方「巻きかがり縫い」でつなぎました。モシは折り目がつけやすいので、巻きかがり縫いの練習には最適な素材といえます。モシのひと織りひと織りに思いを馳せながら、ゆっくり縫い進めてみてください。


*『スッカラ』2012年4月号の連載作品です
*初心者向け。縫い方:巻きかがり縫い
*サイズ:12×12
*キット内容:モシ各種、制作レシピ